2014年11月26日水曜日

Chromebook で OpenVPN

最近、購入した Dell Chromebook 11 で OpenVPN が利用したかったのでやってみました。一応 GUI での設定方法が用意されているんだけれど、設定項目が足らないので Open Network Configuration (ONC) ファイルで設定します。

証明書とかのインストールは Web で説明されているのが沢山あるので、その部分は端折ります。ONC ファイルの記述ですごく苦労しました。色々苦労して結果以下の ONC ファイルで取り込みできました。

sample.onc

{
 "Type":"UnencryptedConfiguration",
      "Certificates": [ {
      "GUID": "{hsdfgh45ljh456kjh456jhk45}",
      "Type": "Authority",
      "X509":  "MIIxxTCCA5mgAwIBAgIJAMWrxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
   } ],
    "NetworkConfigurations": [ {
      "GUID": "{hsdfgh45ljh456kjh456jhk45hsdfgh45ljh456kjh456jhk45}",
      "Name": "OpenVPN",
      "Type": "VPN",
      "VPN": {
          "Type": "OpenVPN",
          "Host": "xxx.yyy.xxx.zzz",
          "OpenVPN": {
                        "ServerCARef": "{hsdfgh45ljh456kjh456jhk45}",
                    "AuthRetry": "interact",
                    "ClientCertType": "Pattern",
                    "ClientCertPattern": {              
                          "IssuerCARef": [ "{hsdfgh45ljh456kjh456jhk45}" ]
                         },
                    "CompLZO": "true",
                    "Port": 1194,
                    "Proto": "udp",
                    "RemoteCertTLS":"none",
                    "RemoteCertEKU": "TLS Web Server Authentication",
                    "SaveCredentials": true,
                    "ServerPollTimeout": 10,
                    "Username": "testuser",
                    "KeyDirection":"1",                                      
                    "TLSAuthContents":"-----BEGIN OpenVPN Static key V1-----
\nxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\nxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx\-----END OpenVPN Static key V1-----\n"
                     },
         "Recommended": [ "Host" ]
             }
                               } ]
}

ポイントは証明書を一行で記述することと ta.key は \n で一行にして繋げて記述することです。
Chrome で chrome://net-internals/#chromeos を開き、先程作成した ONC ファイルをインポートします。インポートするとパースエラーと表示されますが、右タスクトレイをクリックすると VPN disconnected と正常にインポート出来ているはずです。
あとは普通に接続をすれば OpenVPN サーバに接続出来るようになります。

懐しい曲 Antonell - Supersonic Level

なーにもすることが無かったので YouTube で色々見ていたら懐し曲を見付けました。

Antonell - Supersonic Level です。


Nu Shooz のサンプリングを使用した名曲だと思います。

2014年11月22日土曜日

Chromebook 注文しました。

なにかと話題の Chromebook を注文してみました。有名所がもうレビューしていますが、届いてから何か報告出来ることがあったらしたいと思います。ただのグチで終るかもしれませんが…

ではでは。

2014年11月20日木曜日

今更ながら NeoBundle

もう今更感ありまくりなのですが、NeoBundle が便利だったのでメモしておきます。環境は Gentoo Linux です。

以下を .vimrc の先頭に記述。

" NeoBundle settings
if has('vim_starting')
  set runtimepath+=~/.vim/bundle/neobundle.vim/
endif

call neobundle#begin(expand('~/.vim/bundle/'))

" Let NeoBundle manage NeoBundle
NeoBundle 'Shougo/neobundle.vim'

" add plugins
NeoBundle 'Shougo/unite.vim'
NeoBundle 'Shougo/neomru.vim'
NeoBundle 'ujihisa/unite-colorscheme'
NeoBundle 'michalbachowski/vim-wombat256mod'
NeoBundle 'banyan/recognize_charcode.vim'
NeoBundle 'freitass/todo.txt-vim'
NeoBundle 'vim-scripts/diffchar.vim'
NeoBundle 'tomtom/tcomment_vim'
NeoBundle 'romanvbabenko/vim-asciidoc'
NeoBundle 'scrooloose/syntastic.git'
"NeoBundle 'srackham/asciidoc-blogger-backend'

call neobundle#end()

filetype plugin on

NeoBundleCheck

NeoBundle では git を使うのでインストールします。Gentoo であれば sudo emerge -av dev-vcs/git の一発で git のインストールが完了です。
あとは vim を起動するとプラグインをインストールするか聞いてくるので「Y」でインストールして終りです。ここのプラグインの設定については、また別の機会に出来ればなぁーと思ってます。

2014年11月18日火曜日

Gmail App で広告が表示されるようになった!

海外ではかなり前から話題になっていたのですが、手元の端末で確認出来ました。
機種は Nexus 5 (Android 5.0) です。

Gmail App に表示されるカード状の広告

広告はスワイプすることで消せます。
広告をスワイプした状態
スワイプしたら広告は消せるのですが「Undo」って、どう考えても必要ないボタンがありますよね…

ちなみに広告が表示されたのは今のところ「プロモーション」タブだけでした。プロモーションタブだけに広告が表示されるぐらいなら、まだ良いのかなって思っています。

2014年11月15日土曜日

rxvt-unicode またの名を urxvt の .Xresources 公開

タイトルのままです。rxvt-unicode (urxvt) の設定を曝け出します。これ変だよってのが、あればご指摘下さい。この状態で OnTheSpot で日本語入力が出来ています。

URxvt*termName:  xterm-256color
URxvt*depth:  24
URxvt*saveLIne:  300000
URxvt*geometry:  120x35
URxvt*perl-ext-common: default,matcher,clipboard-osc
!URxvt*perl-ext-common: default,matcher,clipboard-osc,xim-onthespot
URxvt*inputMethod: uim
URxvt*imLocale:  en_US.UTF-8
!URxvt*preeditType: OnTheSpot
!URxvt*preeditType: OverTheSpot
URxvt*url-launcher: chromium
URxvt*matcher*button: 1
URxvt*foreground: #DCDCCD
URxvt*background: #2C2C2C
URxvt*color0:  #3F3F3F
URxvt*color1:  #705050
URXvt*color2:  #60B48A
URxvt*color3:  #DFAF8F
URxvt*color4:  #9AB9D7
URxvt*color5:  #DC8CC4
URxvt*color6:  #8CD1D3
URxvt*color7:  #DCDCCD
URxvt*color8:  #709080
URxvt*color9:  #DCA3A3
URxvt*color10:  #72D5A2
URxvt*color11:  #F0DFAF
URxvt*color12:  #94C0F3
URxvt*color13:  #EC93D5
URxvt*color14:  #93E1E3
URxvt*color15:  #FFFFFF

URxvt*lefterSpace: -1
URxvt.font:              xft:Ricty:size=12:antialiase=true
URxvt.boldFont:          xft:Ricty:bold:size=12:antialiase=true
URxvt.italicFont:        xft:Ricty:italic:size=12:antialiase=true
URxvt.bolditalicFont:    xft:Ricty:bold:italic:size=12:antialiase=true
!URxvt.imFont:            7x14
こうした方が良いよってあれば教えてください。

2014年11月14日金曜日

Android 5.0 Lollipop で中華フォントからおさらば

Nexus 5 ユーザなので放っておいたら OTA でアップデートされるんですが、待てなくてファクトリーイメージを適用しました。で、言語設定で「日本語」じゃなく「English」を使っていると「真」とか一部、ぞくに言われる中華フォントの書体で表示されるんですよ。

今回はこれを修正します。タイトルと違って実際はフォントを定義してある XML ファイルの編集です。

デバイスの電源を落してボリュームボタンを押しながら電源ボタンを押しブートローダを起動します。起動したら PC と USB で接続してください。もし USB で接続してデバイスマネージャで認識していないようなら Android SDK をダウンロードしてドライバを入手しましょう。この先で使う fastboot.exe も含まれています。

cmd.exe を起動して fastboot.exe がある android-sdk-windows-platform\platform-tools に移動します。


  1. Bootloader のロック解除 fastboot.exe oem unlock
  2. 端末に本当に解除するか、という画面が表示されるのでボリュームキーの上を押して「YES」を選択した状態で、電源ボタンを押します。このロック解除でユーザデータは消えてしまいます。
  3. openrecovery-twrp-2.8.l10-hammerhead.img でブートします。
    fastboot.exe boot openrecovery-twrp-2.8.l10-hammerhead.img
  4. カスタムブート画面で起動してくるので「mount」をタッチします。
  5. 「system」にチェックを入れます。
  6. adb pull /system/etc/fonts.xml
  7. adb pull /system/etc/fallback_fonts.xml
  8. adb push fonts.xml /system/etc/fonts.xml
  9. adb push fallback_fonts.xml /system/etc/fallback_fonts.xml
  10. 念の為に「system」を unmount しておく
  11. メニューから再起動
  12. 終り
6, 7 で取り出したファイルをエディタで次の様に編集します。編集した箇所は太字で表記してます。

以前掲載していた方法では不十分で一部の文字で幅は半角になるのでこちらを参照して下さい。

2014年11月13日木曜日

再 Vim の文字コード自動判定

NeoBundle を利用している人だったら

NeoBundle 'banyan/recognize_charcode.vim'

と .vimrc に記述するだけで終りですね。前のエントリは無視してください。こんな良いものがあるなんて知らなかったんです。

ちなみに AsciiDoc 編集用のプラグイン NeoBundle 'romanvbabenko/vim-asciidoc' と同時に使うと asciidoc ファイルを開くときにエラーを吐くので詳しくない私は recognize_charcode.vim の以下の部分をコメントにしています。

" □とか○の文字があってもカーソル位置がずれないようにする
"if exists('&ambiwidth')
"  set ambiwidth=double
"endif
ではでは。

mplayer の簡単な使い方メモ程度

mplayer ってほんとうに沢山のオプションがあるんですよね。GUI のフロントエンドを利用していればオプションのことなんて気にしなくても良いけど、CUI で使うともの凄く大変。そこで簡単に DVDISO ファイルを日本語字幕、英語音声として再生する方法をメモします。

mplayer dvd://1 -dvd-device dvd.iso -slang ja -alang en

これだけです。勿論、字幕のフォントをスムースにするとかあるんですが、とりあえずはこれで問題なく見れます。気になる人は mplayer の man ページを見ましょう。

ところで mplayer2 って mplayer に合流したんですかね?詳しい方いたらコメントで教えてもらえると嬉しいです。ちなみにフロントエンドである smplayer2 ってのもあります。

ではでは。

Nexus 5 をファクトリーイメージを使って Lollipop にする方法

タイトルのままです。公開されたファクトリーイメージを使って Nexus 5 を Lollipop にする方法です。前提として Android SDK というか fastboot.exe が利用出来る状態とします。
母艦 (?) は Windows です。Mac OS X, Linux でも良いと思います(確認してません)。

注意: この方法でアップデートを実施するとユーザデータが削除されます。oem unlock を既にしている人はデータを消さずにアップデートする方法もあります。ただ flash-all.bat でエラーが出ない場合に限ります。

  1. Google よりファクトリーイメージをダウンロード
  2. Nexus 5 をシャットダウン
  3. ボリュームボタンを押しながら、電源を入れブートローダを起動する
  4. cmd.exe を開き fastboot oem unlock でロックを解除
  5. 「1」でダウンロードした tgz ファイルを展開して flash-all.bat をcmd.exe から実行
で問題ないはずなんですがエラーが出て書き換えが出来ないので個別でやります。
tgz を解凍した中にある image-hammerhead-lrx21o.zip を更に解凍しておきます。そして以下のようにコマンドを入力していきます。system.img など一部ではファイルサイズが大きいので転送、書き込みに時間がかかります。

fastboot flash bootloader bootloader-hammerhead-hhz12d.img
fastboot flash radio radio-hammerhead-m8974a-2.0.50.2.21.img
fastboot reboot-bootloader
fastboot flash recovery recovery.img
fastboot flash boot boot.img
fastboot flash system system.img
fastboot flash cache cache.img
fastboot flash userdata userdata.img
fastboot reboot
 最後の fastboot reboot としている部分は端末側でメニューを選んで再起動でも問題ないです。これで端末がハッピーな Lollipop になります。次回は「言語設定」で English にしていると相変わらず、中華フォントで表示されてしまうので、それを日本語フォントで表示する方法を書いてみたいと思います。

Android 5.0 Lollipop ファクトリーイメージ公開

ついに Android 5.0 Lollipop のファクトリーイメージが Google で公開されました。Nexus 端末を所有している人であれば、そのうち OTA でアップデートされるハズですが待ち切れない人はファクトリーイメージ利用しちゃいましょう。

fastboot が利用出来る必要があるので fastboot oem unlock した状態じゃないと適用できないので、これをしてしまうとサポート対象外になるので、良く考えてからの方が良いと思います。

Inbox by Google の招待について

招待出来なかった Inbox by Google なんですが、友人を招待出来るようになり3人招待したら招待出来る限度になってしまって、もう招待出来なくなっていたんですが、2日前かな再度招待出来るようになっていました。

私から招待した方も、招待出来るようになっていたようなので、Inbox の利用者は、ここ数日で確実に増えていると思います。メール整理がプロモーションビデオのように捗るんですけど、何が問題なのか一部のメールが開くことが出来ないので、Gmail App と併用しています。

日本でも Chromebook

Dell と Acer から一般向けに Chromebook 販売のニュースが出てきましたねぇ。

日本エイサー Chrome OS採用ノート Chromebook C720 

現在サブノートとして ThinkPad x121e を利用しているんですけど。問題はバッテリー駆動時間が短かいんですよね。そしてサブノートなので、ブラウズとメールだけ出来れば良いので Chromebook が非常に魅力的に思えてなりません。ただ、まだ販売されていないし初期ロットは色々問題もありそうなので、直ぐに飛び付くことは無いと思いますが、欲しい物リストに入れてます。

既に教育機関向けなどで使っている方がいたら使用感など教えてください。

2014年11月8日土曜日

Google Play Store のバージョン

ふと、SIM なし運用というか放置状態になっている Galaxy Nexus の Google Play Store バージョンを見ると以下のようになってました。


Build version 5.0.38 です。Nexus 5, Nexus 7 (2012 と 2013) も所持しているのですが 5.0.38 になっているのは、この Galaxy Nexus だけです。Nexus 7 は 5.0.31 (2012, 2013 共に) になっていますが、Nexus 5 にいたっては 4.8.20 のままです。順次アップデートされていくのは分っていますが、まさか手元にある端末でこれほど差が出るとは思っても見ませんでした。

APK Mirror で APK のダウンロードも出来ますがなんだか不安なので、気長にバージョンアップを待ちます。

2014年11月2日日曜日

Todo 管理

Todo 管理ってどうしてます?少なくともマルチプラットフォームであることは最低限の条件だと思うんですよね。後はどういった項目があってとかってことになると各々で違ってくると思うんですよ。

使ってるスマートフォンが Android なので Play Store から色々なアプリをダウンロードして試したんですけど、なかなかしっくりくるのが無いんですよね。高機能すぎたり、Google Task と同期するタイプだったりすると、Linux で Todo を確認するのにわざわざブラウザを起動しなくちゃならなかったりして億劫になったり…

で、色々と試した中で良いのがありました。もう有名なものなんですけど、Todo.txt です。

Todo.txt イメージ。オフィシャルサイトから

こいつは Todo リストをテキストファイルで管理するので、どんなプラットフォームでも内容の編集が出来るし、Linux にも todo.sh というスクリプトがあるので Todo の確認にブラウザを起動することなくターミナルからでいけます。また Web インターフェースもあったりして良い感じです。

Todo.txt は Dropbox を使ってファイルの同期を行なうのですが、これもブラウザを利用したのでは手間が減らないので CLI の Dropbox クライアントである dropbox_uploader.sh を利用します。

Todo.txt のフォーマットは The Todo.txt Format にあります。基本のフォーマットだけ覚えればあとはテキストファイルなので好き勝手に書けるので、学習コストは高くないと思います。

また Linux には色々な拡張が用意されてるので、好みのものを追加してより便利に使いましょう。他、みんな大好き Vim のプラグインもあります。さあ、もう言うことなしですね。